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あっという間に半世紀超え、でも冷や水あびまくり

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見たり聴いたりぐるぐるしたり

1月下旬、深夜にもかかわらずD-Lifeで見てしまったTV映画「トースト」 料理研究家ナイジェル・スレーターの自伝を基にした物語。ナイジェル・スレーターは英国では番組を持っているぐらい有名らしい。
彼が料理の道に進むことになったのは、対照的な二人の母の存在がある。もっとも一人については、彼は絶対に母と認めていないのだが。
(ネタバレしてます)
まず英国の食事は不味いという定説をそのまま地で行く生みの母。彼女は料理が全くできないので鍋で缶詰を茹でる。だから不味いのは彼女の料理ではなく、彼女が食卓に出す缶詰なのだけど。しかし、アウトドアならともかく缶を開けずにそのまま茹でるというのは初めて見たわ。普通は間の中身を鍋に移して温めるでしょう。たぶん「料理が全くできない」ので鍋に移すなんてことをしたら必ず失敗するから缶を茹でることにしたんだろうなあ。でも、それさえも失敗する。息子にねだられてケーキを焼こうとしてモタモタしている間に(彼女にはレシピを理解する能力が無い)鍋の湯が無くなって焦げ付かせてしまうのだ。もちろん、ケーキも失敗。で、鍋の中の缶詰はゴミ箱行きになり、「トーストにしましょう」と食卓にはトーストとバター、紅茶だけが上ることになる。
ここまで見て「ちょっと待てー!」とツッコミ入れましたね。缶は開けてないんだから、鍋が焦げたって缶の中身は無事だろう、なんでゴミ箱? もともと食に興味が無い人が無理に「料理」してるから、気力がなくなっちゃったのかなあ。

ナイジェル・スレーターは9歳までこういう環境にいたせいでかえって料理に興味を持ったらしい。夜中にこっそり料理のレシピ本を見てアヤシイ声をあげるシーンには笑ってしまった。そして彼が最初に作った料理はそのレシピ本に載っていたスパゲティ・ボロネーズ。作ったと言ってもスパゲッティを茹でて缶詰のミートソースを「鍋にあけて」温めただけなのだけど。
1960年代の頃の話です。ナイジェル少年は粉チーズもかけて「うまい!」と食していたが、お父っつぁんとおっ母さんは「うげっ」当時の英国ではパスタなんて得体の知れない異国の食べ物だったらしい。
日本じゃ小学校の給食に出てたけど>スパゲティ・ミートソース。やはり麺の文化があると無いとの違いでしょうねえ。ちなみにナイジェル・スレイターとわたくし、ほとんど年齢に差がございません。

さて、生みの母は体が弱くてナイジェル少年が9歳の時に死んでしまう。父も家事能力が皆無だったので、家の掃除をしてもらうためにポッター夫人を雇う。彼女は品の無い女だけど掃除どころか家事全般がバリバリにできたもんだから、ナイジェル少年は悪夢の日々を送ることになるんですな。父親は彼女の料理に籠絡されて彼女と再婚してしまう。ナイジェル少年は料理がダメでも優しい母が大好きだったのでショック!しかもポッター「夫人」だからダンナと別れなくちゃならん、ということでまず一家で田舎に逃げることになって、学校も無理矢理転校!というので二重のショック!!
しかしナイジェル少年はメソメソしているわけじゃない、学校では男子でただ一人家庭科を選択、女の子たちに交じって料理の腕を磨き、父親の奪還を図る。そして継母との料理合戦が始まるのだ。

この映画のポイントはナイジェル少年に同情できないこと。彼にとってポッター夫人は「掃除婦」であって、決して「料理人」ではない。いくら旨い料理を作ることができる←これは悔しいけど認めている としても、掃除だけしてればいいと考えてるのね。彼は子供ながらも見事にミドルクラスの人間で、ワーキングクラスの女性をどのように見ているのかというのがわかって、すごく面白かった。ポッター夫人は自慢の料理でナイジェル少年を懐柔しようとするが上手くいかない。なぜなら彼はゲイだから。父親といえども女同士で男の取り合いしてるのと同じなんだわ。
あ、前の文でワーキングクラスの「女性」と書いたのは、同じ階級の男性にはあからさまに好意的だからです。なんせ家に出入りの庭師の兄ちゃんに獲れたての野菜の美味しさを教えてもらい、しかも裸見てドキドキしてたもんね。

んで、二人のバトルに巻き込まれた父親は、食いすぎで体を壊して昇天! で、ナイジェルはさっさと家を出て料理の道に進む!というお話でした。継母は財産を手に入れたからいいだろう、ってことにはならないだろうなあ。だってミドルクラスにcommonの自分が一人だけ置き去りにされるのよ。不仲であろうとも「アタシはどうしたらいいの!?」と引き留める気持ちはよくわかる。ただし、こっちにも同情できないんだけどねえ。

これ何年か前にBBCのクリスマス特番映画として放送されたんだって。「チャーリーとチョコレート工場」に出てきた男の子が青年になって途中からナイジェルを演じているのがウリなんだろうが、クリスマスなのに全く心温まるストーリーでなくていいんだろうか。60年代当時の英国の風俗は面白く見たけど。
ちなみにポッター夫人を演じたヘレン・ボナム・カーターのキャラ作り込みがすごすぎて、継母の娘たちから「母はあんなに下品な女じゃない!」と抗議があったらしい。

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ただいま わたくしの頭の中では♪し~かよ~、し~かよ~、わ~らう~がい~い~ というフレーズがぐるぐると回っております。少し前までは ♪風神雷神図屏風デート、でどらいぶ~ がぐるぐるしてました。

はい、知る人ぞ知る『びじゅチューン!』ですね。映像作家 井上涼による歌とアニメ。世界に名だたる美術作品から妄想して作っているのです。♪し~かよ~ は「ファッショニスタ大仏」というタイトル。奈良の大仏が秘めたる願望を歌う。ヒヅメ系好きにはたまらんものがあるのよん。どういうのかは↓でご確認くだされ。
ttp://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/bijutune/3764/
井上涼のソロもいいけど、男性コーラスと一緒のヴァージョンもいいのよね。ホンモノ目の前にしたら歌ってしまいそう。「委員長はヴィーナス」もアップされてます(♪ボッティチェリチェリ)

『びじゅチューン!』のオフィシャルHP。今まで放送された作品を見ることができます。
ttp://www.nhk.or.jp/bijutsu/bijutune/
こちらは井上涼のソロバージョンのみ。本人のソロとコメント+男性コーラスバージョンの5分番組の方は、ようつべなどを探してください(ただし、「風神雷神図屏風デート」「樹花鳥獣図屏風事件」は番組のアップ無し)




2014-02-09(Sun) 19:00| 雑感| トラックバック(-)| コメント 0

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